「マリネをする時間が最大のポイント。できれば調理する2、3日前から漬け込み、味をしっかりしみこませてほしい」と、枝元なほみさんはアドバイスする。
付け合わせは、ジャガイモのソテーがお薦め。加熱したジャガイモ(小2個)を、一口大に切り、オリーブオイルとニンニクのみじん切りで炒める。アボカド(1/2)を一口大に切り、グリーンオリーブの輪切りも加え、塩・コショウで味を調える。
ソースが余れば、水を鍋に足し、スペアリブなどをじっくり煮込んでもうまい。グレービーソースというのは、ステーキやハンバーグはもちろん、フライドポテトやマッシュポテトにも合うので、ぜひお試しを。
■クリスマスチキン
◇材料と作り方(2人分)
骨付きもも肉…………………………………………2本
【グレービーソース】
オイスターソース、ケチャップ、赤ワイン………各大さじ1と1/2
しょうゆ………………………………………………大さじ1
タマネギのすり下ろし………………………………大さじ2
ニンニク、ショウガのすり下ろし…………………各小さじ1
粗びき黒コショウ……………………………………少々
ロリエ…………………………………………………1枚
オリーブオイル………………………………………大さじ1/2
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〈1〉グレービーソースの材料を、大きめの密閉用の袋に入れ、混ぜ合わせる。
〈2〉鶏もも肉の全体を竹串で突き、味がしみこみやすくする。〈1〉の袋に入れ、できれば1晩以上漬け込む。
〈3〉オーブンの天板に、オーブン用シートを敷く。鶏もも肉をのせ、180度で15分、170度に下げて10~15分焼く。
〈4〉途中、肉を2、3回取り出し、ハケなどを使って表面に、漬け込んだグレービーソースを塗る。
〈5〉クレソンなどお気に入りの付け合わせを添える。
(1人分の熱量497kcal、同塩分3.4g)
■(飲むなら)ワイン
お祝いごとに合うといえば、華やいだ気分にさせる「発泡性のお酒」。お薦めは、長野県産リンゴのふじを100%使った微発泡酒、はすみふぁーむ シードル(長野県東御市、はすみふぁーむ&ワイナリー)。
黄金色の輝きが美しい。ドライに仕上げてあるため、グレービーソースのかかったローストチキンの甘さ、うまみ、香ばしさと相性がいい。フルーティーな味わいなので、お酒が強くないという人も飲みやすく、贈り物にしても喜ばれそうだ。